旅行にはどんなカバンがいい?
旅行カバンといっても、さまざまな種類があります。旅行の行き先や日数によっても違いますね。現在、旅行カバンとして代表的なものは次の4種類でしょう。
■トランク・スーツケース
旅行用カバンの代表的なものにトランク・スーツケースがあります。トランク・スーツケースは旅行用の大型の鞄(ケース)の総称です。もともとは、鉄などの重い材料でつくられていましたが、現在ではアルミニウムやジュラルミンなどの素材が利用されています。
■ドラムバッグ
円柱上のドラム型のボストンバックで、ロールボストンもしくはドラムバックと呼ばれている旅行カバンです。最近は、ナイロン製の商品が、スポーツ選手などに愛用されていることが多いことから、スポーツバックとも呼ばれています。
■ボストンバック
1917年にボストン大学で大型の手提げカバンが学生カバンと指定されました。これがボストンバッグの語源と言われています。もともとはバックの口の部分が、がま口のような金枠でしたが、現在ではほとんどがファスナーを使用しています。日本では大正末から製造され、昭和初期からファスナー式が中心となっています。
■リュックサック・バックパック
リュックサック・バックパックは、本来、登山用や軍事用に利用されていました。現在、旅行カバンとしてのリュックサックは、大きくても軽量のものが作られています。中でも縦型で容量の大きいものをバックパックと呼んでいます。これに荷物をつめて旅をする旅行者のことをバックパッカーと言います。