始末書の書き方

始末書の書き方 〜言い訳ではなく協力要請を〜

始末書は、その書き方一つで印象がガラッと変わってしまいます。たとえば、「言い訳」なんてのは最も書き方が難しいものです。中途半端に言い訳を書いてしまうと、それは始末書としては全く効果がありません。あなたに対する評判も一気に落ちてしまうでしょう。しかし、自分の力ではどうすることもできない事情があることもあります。つまり、言い訳ではなく「のっぴきならない事情」ってやつですね。書く必要があるけど、書き方一つで「言い訳」にされてしまいます。そこで、始末書に書く効果的な「のっぴきならない事情」の書き方を一つ提案します。

 

どうしようもない事情が発生した上でのミスであれば、今後にその事情を防ぐための協力要請を始末書に書くのです。書き方ですが、なぜその事情が自分の力で解決できなかったのかを簡潔に細かく書きましょう。細かく書く必要があるのですが、ダラダラと書くのはいけません。言い訳に受け止められてしまいます。出来るだけ細かく、なおかつ、簡潔という書き方が求められる部分です。

 

始末書は、何回も言うように、再発防止策を明記する文章であり反省文ではありません。相手に協力を求める書き方というのも、ミスの再発防止策に説得力を持たせる「始末書テクニック」の一つと言えるんですよ。